
ジャンル | アドベンチャー |
ハード | Switch 2 |
発売日 | 2025年6月5日 |
メーカー | 任天堂 |
プレイ時間 | 12時間 |
Nintendo Switch 2 のひみつ展 とは?

『Nintendo Switch 2 のひみつ展』は、「Nintendo Switch 2」の機能や技術を、ゲームとして体験できる体験型アドベンチャー作品です。
ゲームの舞台は巨大なSwitch 2本体を模した“仮想展示会場”で、プレイヤーは中を歩きながらさまざまなクイズ・テックデモ・ミニゲームを楽しみつつ、全12エリアでSwitch 2について詳しくなっていきます。
特徴的なのは、「Switch 2について、ゲームで伝える」というアプローチです。Joy-Con 2やHD振動2など、新機能を”遊びながら”学べる構成が徹底されており、まさに“触って納得するプレイアブル展示会”です。
良かった点
コンセプト -技術展示×ゲーム体験の融合-

一番の魅力は、Switch 2について「ゲームを通して製品紹介をする」という形式の完成度です。ゲームの舞台となる巨大なSwitch 2を模した会場を周ることで技術を体験できます。エリアは、Joy-Con 2や画面、カメラ等と各部品ごとに分かれて、それぞれで特徴的なミニゲームをプレイしたり、クイズに挑戦することが出来ます。
たとえば、HD振動2を体感する“マラカスデモ”は、手に持つだけで振動の変化を感じられ、文章や映像よりも圧倒的に理解が早いです。Joy-Con 2のマウス的操作を体験できる“トゲトゲよけ”も、Joy-Con 2のマウスの精度の高さが直接的に感じることが出来ます。
任天堂がゲームとして落とし込んだ意味と、そこに込めた「使ってもらって伝える」という思想そのものが伝わってきます。
知的好奇心を満たす作り -展示空間そのものの魅力-


展示空間そのものが圧倒的に魅力的です。巨大なSwitch 2を模した会場はもちろん、魅力的です。そして、Switch 2の内部にまで入り込むことが出来ます。なぜ、このデバイスはこのように作られているのか、その工夫とは何かが分かりやすく説明されています。そして、クイズに挑戦することで知識を得ることが出来ます。思わず『すげー』と声が出るほど、工夫が詰まっています。本当にSwitch 2の制作に関わった方々はプロだなと感じました。
気になる点
リプレイ性の低さ
展示されている情報やミニゲームは面白いですが、基本的に数回体験すれば十分という内容が多いです。スタンプ収集要素はあるものの、それ自体が大きな報酬に結びつくわけでもないです。あくまで、「Switch 2について知ることが出来る」を目的としています。
完全クリアにはSwitch 2以外にも必要
一部の展示を最大限に楽しむには、4KテレビやUSBカメラなど外部デバイスが必要になる点はやや敷居が高く感じるかもしれません。
まとめ
おすすめ度 | ★★★★★ |
Switch 2の体験を最も“楽しく伝えてくれる”作品!
- おすすめする人
- 任天堂ハードの進化に興味がある人
- Switch 2が持つ技術を一通り「実際に触って」体感したい人
- ミニゲーム形式の体験型アドベンチャーが好きな人
- デバイスがなぜこのように作られたのか、どのような工夫がされているのか興味がある人
- おすすめしない人
- 技術紹介に興味がない人
- 長時間プレイに向いたゲームを探している人
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