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ジャンル | ミステリーアドベンチャー |
ハード | PC/Steam |
発売日 | 2017年9月27日 |
発売元 | EQ Studios |
開発元 | EQ Studios |
プレイ時間 | 10時間 |
The Painscreek Killings(ペインスクリークキリングス) とは?
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『The Painscreek Killings』は、一人称視点のミステリーアドベンチャーゲームです。プレイヤーはジャーナリストとなり、かつて起こった未解決事件の真相を探るため、廃墟となった町「Painscreek(ペインすクリーク)」を探索していきます。
本作の特徴は、ガイドやクエストマーカーが一切ないこと。プレイヤー自身の推理力と観察眼で、住民たちが残した手紙やメモ、鍵、証拠品を集め、事件の全貌を明らかにしていきます。
自由度の高い探索と脱出ゲームのようなパズルが組み合わさり、事件を追う没入感を体験できるミステリーゲームです。
良かった点
硬派な調査体験 – 記録と推理がカギを握る-
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『The Painscreek Killings』の最大の魅力は、プレイヤー自身がジャーナリストとなり、実際に未解決事件を調査しているかのようなリアルな推理体験ができる点です。
本作には、一般的なアドベンチャーゲームでよくある「クエストログ」や「ガイド」などの親切なシステムは一切存在しません。どの手がかりが重要なのか、次にどこを調べるべきなのかは、すべてプレイヤー自身が情報を整理しながら考える必要があります。そのため、ゲームの進行において、推理力と観察力が試される「本物の調査」が求められます。
町の中には数多くの手がかりが点在しています。机の上に置かれたメモ、引き出しの中の日記、新聞の切り抜き……。それらの情報をつなぎ合わせ、関係性を見出し、少しずつ事件の全貌に近づいていくのが本作の醍醐味です。
特に、情報の断片が集まっていく感覚は圧巻です。何気なく見つけたメモに記載された名前が、後に別の場所で発見した証拠とつながることで「そういうことだったのか!」と気づく瞬間は、まさにミステリーゲームの醍醐味です。
また、町の探索範囲は広く、いきなり最重要の証拠を見つけることはありません。まずは住人たちの日記や手紙等を集め、関係性を理解し、どの住人がどの事件に関与しているのかを見極めることが大切です。プレイヤーの推理次第で進める道筋が変わるため、一本道のストーリーではなく「自分で調査して真相を明らかにする」という実感を強く得られます。
これが『The Painscreek Killings』をただのミステリーアドベンチャーではなく、本格的な捜査ゲームへと昇華させています。
メモを取る楽しさ -自分だけの捜査ノートを作る-
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本作では、ゲーム内に「自動で情報を記録するメモ機能」が存在しません。そのため、プレイヤー自身が手書きでメモを取りながら進めることが非常に重要になります。
例えば、こんな情報をメモしておくと、後々の調査がスムーズになります。
✔ 人物相関図
住人の関係性や過去の出来事を把握するために、主要な登場人物とそのつながりをノートに書き出しておく。
(例:「〇〇はXXXX年に亡くなった」「〇〇は〇〇の親戚関係」)
✔ 重要な日付と出来事
新聞記事や日記に書かれた事件の日付をリスト化し、時系列順に並べる。
(例:「XXXX年X月X日 – 〇〇が閉鎖される」「XXXX年X月XX日 – 〇〇が訪問」)
✔ 気になるヒントや未解決の疑問
何か引っかかる手がかりや、まだ調べきれていないポイントをノートに記録しておく。
(例:「日記に書かれた“〇〇”とはどこ?」「〇〇が目撃された場所は?」)
このように、プレイヤー自身が情報を整理しながら進めることで、事件のピースが少しずつつながっていく感覚を味わえます。
気になる点
手がかりを見逃すと詰む可能性がある
本作はガイドが一切ないため、重要な手がかりを見逃してしまうと、どこを調べるべきかわからなくなることがあります。特に、特定の場所にある小さなアイテムや鍵を発見できないと、それ以上進めなくなってしまうこともあります。一度調べた場所でも、取り逃がすこともありますのでその点は辛いところです。
探索の自由度が高い一方で、詰まったときのフォローがほぼないため、根気強く探し回るプレイヤー向けの設計になっています。
マップが広い
本作は一つの町全体を探索します。そのため、ある場所をもう一度調べ直すことなどで戻る際の移動が面倒です。
まとめ
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
ガイドなしで進める硬派なミステリーアドベンチャー!
- おすすめする人
- 自分で考えながら事件を解決するのが好きな人
- ミステリーやサスペンス系の作品が好きな人
- ガイドなしで自由に探索したい人
- おすすめしない人
- 明確なヒントや誘導がないと迷いやすい人
- じっくり考えるよりサクサク進めたい人
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