
ジャンル | アクションアドベンチャー |
ハード | PC/Steam、PS5/PS4、 Xbox Series X|S ※PS5版でプレイ済 |
発売日 | 2025年2月21日 |
発売元 | SEGA |
開発元 | Ryu Ga Gotoku Studio |
プレイ時間 | 40時間 |
龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii とは?

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、『龍が如く8』のスピンオフ作品です。
これまで数々の伝説を築いてきた“嶋野の狂犬”こと真島吾朗がハワイに降り立ち、記憶を失った状態から物語が始まります。
突如巻き込まれる海賊たちの抗争、彼の失われた記憶、そして龍が如くシリーズではおなじみの濃厚なストーリーとアクション要素がふんだんに盛り込まれた一作です。
最大の特徴は、「海賊」という新要素の導入。
これまでの『龍が如く』シリーズは、基本的に極道の世界を中心に描かれてきましたが、本作ではハワイの海を舞台に、海賊船バトルや海賊団のクルー育成といった全く新しい要素が加わっています。シリーズの既存ファンはもちろん、龍が如く8をプレイしたけどもアクションとしての龍が如くをプレイしたい新しいプレイヤーも入りやすい作品に仕上がっています。
良かった点
バトルシステム -「狂犬」×「海賊」のハイブリッド戦闘!-

本作の戦闘は、これまでの龍が如くシリーズとはまた違う内容になっています。真島吾朗は「狂犬」スタイルに加え、海賊らしい「パイレーツ」スタイルが新たに追加されました。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 狂犬スタイル🐕️
- 従来の真島吾朗の戦闘スタイル。俊敏な動きと連撃を得意とします。街中に落ちている武器を使っての攻撃も可能です。さらに分身することもでき、これぞ真島というスタイルです。
- パイレーツスタイル⚓️
- 二刀流のカトラスや銃、ワイヤーフックなどの海賊道具を使いこなします。ワイヤーフックは特に面白く、離れた敵にすぐに移動できるようになります。
どちらのスタイルも切り替えが自由で、戦況に応じて適切な戦い方を選ぶ楽しさがあります。
また、敵の動きに合わせてカウンターを決める「アルティメットカウンター」などの新システムも搭載されており、スピーディな戦闘が可能です。とても還暦を迎えていると思えないです。
海賊バトル -派手な海洋アクションゲーム-

本作最大の新要素が「海賊バトル」。自らの船「ゴロー丸」を操り、他の海賊船とバトルを繰り広げます。戦闘は大きく分けて以下の2種類です。
- 砲撃戦 – 敵の船に向かって大砲を撃ち、相手の耐久値を削る
- 船上決戦 – 近接戦闘に切り替え、船上での肉弾戦が始まる
海賊バトルでは、船の耐久力や大砲の威力が重要で、クルーの育成や船の装備の強化が勝敗を左右します。また、宝箱を得られるバトルなどもあり、海賊らしい体験が楽しめるのがポイントです。
やり込み要素 -豊富なサブストーリー、サブコンテンツ-

龍が如くシリーズと言えば、ストーリーだけでなく豊富なミニゲームやサブコンテンツも魅力的で本作も例に漏れず充実しています。本作でも「カラオケ」「ゴルフ」「ポーカー」「クレーンゲーム」等といった定番の遊びとサブストーリーが充実しています。さらに本作では、海賊らしく財宝集めや賞金首討伐といったコンテンツもあります。
気になる点
海上の雑魚戦の頻度と報酬バランス
地上で絡まれる雑魚戦は避けやすく、バトルが始まったとしてもすぐに終わる場合が多いです。しかし、海上の雑魚戦は面倒です。船での移動のため避けにくく、バトルが始まった場合に時間がかかります。しかし、雑魚戦なので報酬も嬉しくないものが多いです。もっとバトルがスピーディーに終わるようにしてほしかったです。
船のスピード感と操作性
船のスピードが遅くテンポが悪いと思うことが多々ありました。いわゆるブーストなどもあるので一時的にスピードを上げられますが、操作性も良いとは言えずつまらない時間だと感じました。地上の移動と違って、街並みを眺める楽しさもないです。
まとめ
おすすめ度 | ★★★★★ |
真島吾朗の新たな魅力を引き出した作品!
- おすすめする人
- 龍が如くや真島吾朗ファン
- ミニゲームやサブコンテンツをがっつり遊びたい人
- 海賊✕極道という新たな世界観を楽しみたい人
- おすすめしない人
- 龍が如く8をプレイしていない人
- 日本の街並みの龍が如くを期待する人
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