
| ジャンル | PvE型カードゲーム |
| ハード | PC/Steam |
| 発売日 | 2026年1月16日 |
| 発売元 | Waku Waku Games |
| 開発元 | DenDen |
| プレイ時間 | 4時間 (全実績取得) |
One Turn Kill とは?

『One Turn Kill』は、「1ターンで敵を倒しきれなければ即敗北」という明確なコンセプトのソロプレイ専用のカードゲームです。
本作最大の特徴は、カード使用のコストが「ドロー枚数」そのものになっている点にあります。
カードを引けばもちろん手札は充実しますが、同時にデッキ切れというリスクも背負うことになります。当然、デッキがコスト未満になれば該当のカードは使用できません。
カードによるデッキ構築は、ゲーム開始前の拠点で行います。あらかじめ20枚で構成したデッキをもとに、各ステージの戦闘に挑む形式であり、プレイの途中でカードを集めてデッキを膨らませていくタイプのローグライクではありません。一方で、スキルという概念があり、こちらはカードとは別枠の要素として用意されています。スキルは1つのプレイ中に、ランダムに提示される選択肢の中から選んで獲得していく形式です。スキルは手札として扱われるものではなく、好きなタイミングで発動できるアクションとして機能します。スキルは、敵に直接ダメージを与えるものや、手札のカードを複製するもの等があります。
事前に組んだデッキと、そのプレイ中に獲得したスキルの噛み合わせ。この2層構造を使って、ワンターンキルを成立させていくゲーム性になっています。
カードゲームの美味しい瞬間を味わえます。
良かった点
バトルシステム -ドローシステムとワンターンキルの相性の良さ-

本作のバトルは、「1ターンで敵を倒しきれなければ敗北」というルールと、ドローそのものをコストとする独自システムが強く結びついています。
カードを引けば引くほど手札は増え、コンボの再現性も高まりますが、同時にデッキ切れという明確な制約も背負うことになります。そのため、「このタイミングでこのカードをプレイして良いか」といった判断が、そのまま生死を分ける形でバトルに反映されます。
ドローによる火力の積み上げと、スキルによる調整を組み合わせ、限られた1ターンの中で最適解を組み立てる。この構造が、本作のバトルを思考密度の高いパズル的な体験へと昇華させています。
敵構成 -対策の方向性が明確で戦略を立てやすい-


登場する敵の数は多くありませんが、その分、敵ごとの特徴や対処法がはっきりしています。
ランダム性が控えめなため、
- 仮説を立てる
- 実戦で試す
- 通用しなければ構成を見直す
という流れが分かりやすく、運よりも思考と構築で結果を受け止められる点が好印象でした。また、敵の種類は少ないですが、それぞれの敵はレベルを事前に設定することが出来ます。
操作性・演出 -テンポよく遊べる快適さ-

操作やUIは非常に快適で、カード操作や状況把握でストレスを感じる場面はほとんどありません。
カード使用時のドットアニメーションや、疾走感のあるBGMも、短時間で決着するバトルとよく噛み合っています。ストーリー演出も随所に挟まれますが、プレイの流れを妨げることはなく、必要十分な情報量で世界観を補強してくれます。
気になる点
少ないボリューム
全体のボリュームは控えめで、数時間あればクリア可能です。
腰を据えて何十時間も遊ぶタイプの作品ではありませんが、その分、間延びせず最後までテンポよく遊び切れます。
他のカードゲームとの比較
有名どころのソロプレイ向けのカードゲームとの比較です。
| 作品名 | 主な特徴 | プレイ感 |
|---|---|---|
| Slay the Spire | 道中でデッキを拡張 | 周回重視、難しい |
| Inscryption | 物語と演出が主軸 | 体験重視 |
| One Turn Kill | 事前デッキ構築+スキル選択 | 1戦の気持ちよさ重視 |
長期的なデッキ成長や周回性よりも、1戦ごとの爽快感を重視した作品です。
まとめ
| おすすめ度 | ★★★★★ |
カードゲームの“美味しい瞬間”を、突き詰めた作品!
- おすすめする人
- カードゲーム・コンボ構築が好きな人
- 短時間で濃いゲーム体験を求めている人
- 試行錯誤そのものを楽しめる人
- おすすめしない人
- ランダム性や長時間の周回を重視する人
- 育成要素の強いカードゲームが好きな人



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